13年目 はじめての出来事!
なんと!高校生なんです!
2019年5月からコーチングアカデミー長野県内校が順次スタートしました。いよいよ今回は、13年目!つまり12年の干支を一周したということになります。
私(森田舞)と夫(森田真佐男)の2人で開校した当時はまだ、「コーチング」という言葉すらメジャーではなかったこともあり、まさか12年続けていられるとは思ってもいませんでした。そんな中で、13年目がスタートしたのですが・・・なんと!13年目にして、初の出来事が起きました。それは、なんと!新入生の中に、高校生がいるんです!!
過去に、専門学校生や大学生がいたことはありました。今回は、さらに年代が若がえり高校生!さらにさらに来てくれたことだけで嬉しいのに、なんと「基礎・実践・体得」までガッツリ学びたいと言ってくれるではありませんか!
「いよいよこういう時代がやってきたんだな・・・」と感じました。いつかそういう時代になるのではないかとは思っていました。社会人になる前に、学生のうちから「コミュニケーションを学ぶ」ことはとても大切なことです。社会に出たら、周りの人とうまくコミュニケーションを取ることが求められます。
いわゆる、「対人関係」です。
そして、親元を離れたりしながら、自分自身で目標設定をしたり、悩みと向き合っていく自分とのコミュニケーションをうまく取れることが求められます。
こちらは、「対自分との関係」です。
コーチングを学んだ方はみんな言います。
「もっと、若いころに知れたら良かった」と。
でも、すぐ思い直します。
「いや、でも今だったから良かったのかも」と。
ガイダンスでの泣き笑い
『社会に出る前に、進学先を決める前にコーチングを学んだらよいのでは?』
そんな直観を感じた一人のお母さんがいました。コーチングを学んでいるわけでもなく、たまたま私のPTA講演会に参加してコーチング講座を1回聞いただけです。しかし、数年後に、「今、娘に必要な学びかも」と思ったのです。相談されて真っ先にお伝えしました。
「本人が、興味があるのかが大事です。もしも、本人が説明を聞いてみたいと言ってくれた時には、私も説明しますので、連絡ください。」
そう、親が学ばせたいではなく、本人が学びたいかどうか。
「娘、話聞きたいそうです。なので、お願いします。」
そう連絡をいただき、お母様と娘さんと二人で来てくださいました。
2時間のガイダンスセミナーなのですが、後半の親子のやり取りに涙をこらえるのに精一杯でした。普段なかなか言葉にできないことを、お母さんの前で言葉にしてくれました。
「なんで、涙が出るんだろう~」
って笑顔で泣き笑いしてました。
その言葉を聞いたお母さまは、
「そんな風に思っているなんて知らなったわ。」
とこれまた泣き笑いしていました。
親子のこんな瞬間に立ち会えたこと、本当に私も幸せな気持ちになりました。そんなガイダンスを終えて、娘さんは大人に混じってコーチングを学ぶと決めてくれました。
いつでも学べる 誰でも誰からも学べる
先日、初の授業がありました。新入生と、再受講生と、たくさんの大人の中で、見た目から「若~い」と言われた彼女ですが、自己紹介で「高校2年生です」と言ったとき、みんなから驚きの声が上がりました(笑)本当に普通に大人と混じってワークもできるし、むしろ周りの大人が良い刺激を受けているように感じました。
コーチングアカデミーでお伝えしているコーチングは、「マスターコーチング」と言います。マスターとは、「主人」という意味。
というコンセプトの元作られたコーチングです。そんなコーチングを、高校生にもお伝えできる幸せをかみしめ、干支2周目のコーチングアカデミーも、インストラクター、事務局一同、精いっぱいサポートさせていただきます。
追伸:
この原稿、匿名とはいえ本人とお母さまにこの内容で良いか、事前に確認していただきました。そしたら、こんなメッセージが届きました。嬉しすぎます。
『ひとつだけ、、、
普段、大人に混じって何かをするということがないから不安なこともあったけど皆さんとてもいい人で楽しく授業を受けることができたということを書いて欲しいです。
次の授業も楽しみにしています。』