「よかった探し」どこを見るか?で変わること

前回、わたし(鈴木優子)担当のコラムで【それってなんのため? 一番奥にあるWHYから見つかるもの】で、「両親の金婚式記念旅行を信州の桜の名所に行こう~と1年前から計画したが、今年の暖冬からの寒い春の始まりで、桜の開花予想が二転三転し情報に右往左往していた。その時、なぜその旅行に行くのか?という一番奥にある、最も大切な目的に気が付いたら、右往左往もおさまりどんなふうになっても大丈夫と思えた」という話を書きました。

今日はその結果報告コラムをお届けします。(今回のお話には、頻繁に長野県のエリア名が登場するので、事前にご説明します。長野県は大きくわけると4つのブロック北信・東信・中信・南信という地方に分けられます。)

前回のコラム掲載後は、読んでいただいた方から

  • 「読みながらドキドキしました~」
  • 「いい旅行になるといいですね」
  • と感想やエールをいただいたり、その後、季節が進むにつれていろんな方から県内あちこちの開花情報などを教えていただき、旅行に行く前から嬉しい気持ち貯金がいっぱいできました。本当にありがとうございました。 

    路線変更・あんずるより産むがやすし

    主役の両親といろいろ検討した結果、「桜は咲いてないかもだけど、泊ってみたかった宿でゆっくりと温泉につかるだけでもいいじゃない?」ということになり、日程は4月初旬と早めたまま旅行に行くことになりました。そうしたら、旅行前日に、北信エリアの友人から「桜じゃないけど更埴のあんずの花は咲いているよ」と連絡をいただき、急遽「そうか!桜にこだわらなくてもいいじゃない」と気が付き両親に連絡したところ「あんずの花なんて見たこと無い!見てみたい」という話になり、急遽当日の観光ルートを変更することにしました。旅行当日は、実家から車で長野県に来るときに一番近い東信地区(長野県と群馬県の境あたり)で両親と合流し(私はそこまで電車で行きました)、そこからは運転手交代!

    そのまま車で北信地区に移動し、日本一の【あんずの里】で両親は人生初の&私は人生2回目のあんずの花見をしました。
     
    あんずの花は満開ではなかったけれど濃いピンクの花をみっちり咲かせている枝もあり、植物が好きな両親は、初めてみるあんずの花の唯一無二の咲き方や、珍しいあんずの木の剪定状況や植え方を観察。帰りには「金婚式の記念樹として苗木を買っていこう」と、生食で美味しい品種「ハーコット」というあんずの苗木を購入し嬉しそうにしていました。その様子を見て、私も今までの計画段階からの焦りからくる胸のつかえがスッと取れる感じがしました。前日まで全く予定していなかったコースでしたが、結果として、想定外の記念樹まで購入し、とても思い出深く今後も楽しみな時間を過ごすことができました。

    その後、車で中信地区を通過し目的の温泉宿がある南信地区の高遠まで移動するわけですが、その日は前日までの吹雪とはうって変わってのポカポカな晴天だったので、青空に残雪が映える北アルプス・中央アルプス・南アルプス全てがバッチリ見え、山好きの両親は地図を片手に「あの山登ったわね~」など思い出を振り返りながら、山の写真を撮ったりしていて、これまた想定外の喜びがいっぱい感じられました。

    目的地の高遠城址公園の桜はまだ咲いていないという情報だったので、もうすこし手前の少し開花が始まった伊那公園で開花し始めた桜も見て、その日はゆっくり宿で温泉と食事と会話を満喫ました。 

    翌日も朝から晴天で気温もぐんぐん上がってきたので、お待ちかねの高遠城址公園に行ったところ・・・本当にたっくさんの「もうはじけそう!」とパンパンに膨らんだピンク色の濃い桜のつぼみを愛でることができました。日当たりが良かったりすごく温かい場所で何輪かほころび始めた桜を、周りの他のお客さんと一緒に「咲いてる桜を探せ!」のようだね~と言いながら探し、見つけては大喜びで写真を撮る!という、なかなか体験できない花見体験をしました。(全く知らないお客さん同士、妙な連帯感ができ、誰かが桜を見つけると「ここ咲いてるぞ~」と周りの人に声をかける・・・ツアーでも何でもないのに(笑)そんな不思議な体験をしました)

    そして「桜のつぼみって、ものすごくエネルギーを感じて、つぼみ見ているだけで嬉しさがわいてくるね」「そうそう!なんだかワクワクしてくるし、生命力をもらえる感じがするね」と、両親と話をできたのも、想定外の喜び体験となりました。 

    よかった探しが幸福度を上げる

    今回の旅行を通じ、私が一番「ありがたいなぁ~、すばらしいなぁ~」と感じたことは、どんな想定外や期待外の状況でも、その中から喜びを見つけ心から楽しんでいる両親の姿を改めて目の当たりにできたことです。そして、子供のころから私がへこんだり落ち込んだり怒ったりしていると、「その事の【よかった探し】してごらん」と言われていたことを思い出しました。【よかった探し】とは、当時「ポリアンナ物語」というアニメで主人公が一日の終わりにやっていたことですが、簡単に言うと「欠けてるところや無いものに焦点を当てるのではなく、今できることや有るものに焦点を当ててみる~」ということを【よかった探し】というゲームのようにして、一日寝る前にそれをやった主人公が【あ~きょうもよかった】と思ってから眠りにつくという習慣のことです。

    そういえば、両親はずーっと前からそれを実践し私たちにも見せてくれていたんだなぁ~これって、コーチングアカデミーで学んだ「人は見られたところが伸びる」そのものだなぁ~満開の桜の下を歩きたいにこだわって右往左往し、天気予報に一喜一憂している私とはやっぱり器が違うなぁと、改めて尊敬の念を覚えた旅行となりました。後日、帰宅した両親が早速あんずの苗を植えて、嬉しそうに手入れしていると妹家族から連絡があったのも、わたしもとても嬉しかったです。

    そして・・・後日談なのですが、なんと、当初予約していた日は長野県内はおろか実家のある栃木県でも結構な量の「雪」が降り、高速道路では事故が多発して閉鎖となったり、目的地だった高遠城址公園も雪で木が折れる危険があるため閉園したり・・・と、もし最初の予定のままだったら、もしかしたら旅行自体ができなかったかもという天候でした。なんだか全てが私たち家族にとっては結果オーライ!となったのを感じ、「ない」より「ある」に焦点を当てることで、お天気も味方してくれるんだなぁと感じた記念旅行でした。

    今回お伝えしたかったことは2つ

    1つは、「どこに焦点を当てるかで、得られる成果も感情も選べる」ということ。コーチングアカデミーではそれを「人は見られたところが伸びる」としてお伝えしています。ダメダメ言われればダメなところばかりに意識が言ってしまいわたしはダメだなぁって思い、実際にそういう行動が多くなる人になるし、気がきくって言われれば気がきく行動をたくさんとろうと思えるので気がきく人になる。そんなイメージです。これは感情も一緒で、マイナス面(できてないところ・ないもの・うまくいかないかもといったこと)に焦点を当てるとマイナスの感情が湧き上がりやすい、プラス面(できてるところ・そこにきちんとあるもの)に焦点を当てるとプラスの感情が湧き上がりやすい。あんずの花も、桜のつぼみも、雪の積もった山々も、きちんとあるんだとプラス面でとらえるとプラスの感情が良い思い出を作ることに一役も二役も買ってくれます。今回はなんとお天気まで味方してくれました!

    そしてもう1つは、「結果まで報告する」ということ。もちろん、前回のコラムを読んだ方が「桜を見る旅行はその後どうなったの?」っと気にしていたかどうかはわかりません(もしかしたら、そんな人はいないかもしれません、でもわからないですよね)しかし、わたしは日常でも「相談に乗ってもらったら、その結果を相談した人に報告する」ということを大切にしているので、もし旅行の時の桜の様子を一人でも気にしていた方がいたら・・・とずっと気になっていました。そのためこの機に超プライベートではありますが「とてもいい旅行になりましたよ」の報告をいたしました! 

    この「相談に乗ってもらったら、その結果を相談した人に報告する」は、この春関わった企業や団体向けの新入社員研修や、新年度のキックオフ記念講演などでもお伝えしている内容です。人と人が円滑なコミュニケーションを続けていくうえで、そして困った時に人から力を貸してもらえる人になるためにも、とても大切なポイントだと思っているので、今回このような記事を書いてみました。日記のようだなぁと個人的には感じる部分もありますが、、実は、コーチングアカデミーでお伝えしているマスターコーチング=人生の主人公になるコーチングでお伝えしている「幸せ=プラスの感情を味わうこと」にもつながるヒントが、入っているので、そんな要素も感じていただけたら嬉しいです。

    この記事を書いたインストラクター

    鈴木優子(インストラクター紹介ページへ)

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