「人生のハンドルを握る」とは?

コーチングアカデミーでお伝えしている、マスターコーチング。マスターコーチングを皆さんに知って使ってもらうために込められた想いを皆さんに知ってもらえたらと思いコラムにさせてもらいました。

あなたの人生の主人公は誰?

コーチングアカデミーの長野県内校。毎年5月からカリキュラムがスタートしていきます。今(3月末)は無料のガイダンスセミナー開催中。そんなガイダンスセミナーに参加してくださった方々が、こんな風に言ってくれました。

  • 「コーチングアカデミーのホームページに書いてあった『人生のハンドルを自分で握る』って言葉が気になって」
  • 『人生の主人公になろう!』って言うのが、心に響きました」
  • この『人生のハンドルを自分で握る』『人生の主人公になる』というのは、コーチングアカデミーでお伝えしてる「マスターコーチング」でとても大切にしている部分です。もし、自分自身が人生と言う道の上を車で走っているとします。その車には、いろいろな人が乗っています。家族、親せき、友人や会社の人・・・。さて、あなたの人生と言う道の行先を決める車の運転手、一体誰でしょうか??

    その車の運転手は、自分でありたいですよね。つまり、自分で決めるということです。しかし、意外と自分以外の人が運転手だったりすることはないでしょうか?

    選択ばかりの人生だからこそ

  • どこの高校や大学に進学したら良い?
  • どんな仕事をする?
  • いつごろ、どんな人と結婚する?
  •  などなど。
    私たちの日常は選択に囲まれています。人生のターニングポイントになるであろう大きな決断から、今日何食べる?といったに毎日繰り返される選択まで。上の例でいえば高校や大学は「親や先生が進めるから」で決める子どももいます。仕事だって「安定しているって言われたから」「手に職があったらいいって言われて」と選択する人もいます。結婚も「親が安心するから」「周りも結婚し始めたし」などがきっかけになることもあります。

    もちろん、それが自分のやりたいことや気持ち・意思と合っていたら、問題ないのです。でも、本当の自分の気持ちにフタをして人の意見を優先させたり、周りの人に任せてしまって、自分の想いと違う行動をしてしまうこともあるのです。自分が運転しているように見えて、隣の助手席の人が口を出したり、あるいは横から手を出してハンドル操作しているかもしれません!?
    もしかしたら、あなた自身がお子さんやパートナー、部下、友人と、大切な人であるがゆえに親身になっているつもりが、いつの間にか相手の人生のハンドルを握ってしまっているかもしれませんね。

    あなたの日常はどうでしょうか?

    選択できる自分・精神的な自立

    「こっちの道もあるよ」「こっちの方が良いと思うけど」など、選択するのが自分であれば良いのですが、「そっちはダメ!」「あぶない!」「こっちがいいんだから!」と強制されていることもあります。

    どちらにしても、目的地が自分の理想だったら良いのですが、そうでない場合、「ちょっと!あなたの言うとおりにしたのに!ココにきたかったわけじゃない!」と人のせいにしてしまう人もいるわけです。つまり、周りの意見も聞いて視野を広げつつも、「ハンドルは自分で握りませんか?」ということです。選択が繰り返される毎日・その毎日の繰り返しが人生ですので、あなた自身が選択肢の中の一つを決めているという想いが重要だと思います。

    もちろん、すべてにおいて自分で決められないこともたくさんあります。会社と言う車に乗っているとき、家族・家庭・親戚が多く乗っているとき、みんなで一つのことを成し遂げようとしているとき。乗員としているときもあります。でも、ぜひその車に乗るかどうかは自分で決めていけたらいいなって思います。どうしても乗らないといけない車でも、乗る回数を減らしたり、乗っているときの楽しみを見つけたりすることも、自分でできたらいいですね。

    それが、精神的な自立と言うのかもしれません。経済的な自立も大切ですが、同じように精神的な自立も大切だと感じます。一度きりの人生ですから、人のせいにするのではなく、自分で決めていきたい人も多いのではないでしょうか?マスターコーチングはそんなことにも役立つたくさんの学び気づき成長が詰まっている学問です。

    この記事を書いたインストラクター

    森田舞
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