「やってよかった!」を100個出し♪
「これを学びたい、資格を取りたい。」
「このことをやり抜きたい!!」
と自分で決めて、はじめたはずなのに…途中からだんだんと、やる気が出ない、モチベーションが続かない。という状態になってしまった。そのような経験ありませんか?
やりたいことや目標を実現したいとき、うまく活用するといいのがコーチングです。やる気やモチベーションをムリなく自然に引き出しながら進んでいくことができます。それって、具体的にはどういうことなのでしょうか?
今回はコーチングを学んだ卒業生に、私(田中優美子)がお聞きした話の中から、一つのスキルを皆さまにお届けいたします。(内容や写真の掲載の許可をいただいております)
よかったこと100個だす?
コーチングアカデミーの長野校を主体にコーチングを学ぶ生徒さんや卒業生が、授業の時間だけでなく、日常でもコーチングに触れ続け、活かしていくことを目的とした、『スクエアプラス』というコミュニティがあります。ここでは、日常に活かせるヒントのLIVE配信・セルフコーチングワークの実践会・『心の栄養カフェ』での交流会などが毎月開催されています。
先日メンバーのおひとりが、「コーチングを学んでよかったこと100個だし」を数人でやってみました!と、コミュニティに共有してくださいました。せっかくなので、もう少し詳しく聞かせてください!ということで、FacebookグループにてLIVE配信のゲストとしてお呼びして、お話をお聞きしました。
人が行動する理由は2つあるといわれています。
Want to「したい、やりたい」という内側の理由と
Have to「しなきゃ、すべき」という外側の理由です。
例えば、コーチングを会社から言われてしぶしぶ学ぶ人と、子どもたちやお客様に対してよりよい関わりをしたいから学びたいと思う人では、学ぶ意欲や成果にも違いが出そうですよね。もちろん、自分がやりたいことだけ出来たら最高です。ただ、私たちが日々取り組んでいることって必ずしも、やりたいことばかりではないですし、はじめはやる気に満ちていたことも、途中で投げ出したくなることもあります。
そんなときには、「なんでやろうと思ったんだっけ?」という理由に立ち返ること、そして意義やメリットをたくさん増やすことをおすすめします!!
- あなたが今やろうと思ったけど止まっていること、立ち戻ると、どうしてやろうと思ったのでしょうか?
したい・やりたいという内側の理由を増やすことにより、やろうと思ったときの記憶がよみがえり、その記憶が感情に再び火をつけてくれることがあるからです。そうなると意識や行動に向けたエネルギーがぐーんと湧きあがり、結果的に目標達成に近づいていくことができるのです。このような効果を学んだ仲間同士で開催したので、「コーチングを学んでよかった100個」を楽しみながら、みんなで出し合えたそうです。
例えばこのようなこと。
【自分】
・充実する
・心の栄養がとれる(休息や楽しめることを自分からできる)
・自分を苦しめているのは自分だった
・自分への声かけがやさしくなる
・罪悪感や違和感などに気づく
・自分の味方になれる(自分の選択・決断を大切にできる)
【仲間】
・友だちたくさんできた
・コーチング仲間と出会えた
・笑顔が増えた
・いいよ!いいね!と言ってくれる仲間がいる
・心の栄養カフェに参加できる
・人と話ができる
・人に話ができる
・人に頼める、頼れる
・学びが増えた
・心のよりどころになる
・幸せな気持ち、やさしい気持ちになれる
・冷静になれる
・仲間の成長が喜びになる
・視野が広くなった
【子育て】
・子どもの意見を尊重できる
・自分がしてほしいことと人がしてほしいことは違うとわかった
・大切な人の味方になれる
・口出しすることが減った
・子どもを誉められる
・正しさを求めない
・失敗してもOKの考えが根付く
・できないことがあってもいいよと思える
・みんなちがってみんないい
【仕事・夢】
・コーチになろうと思った
・夢を見てもいいと思えた
・夢は実現できると知った
・悩みを行動に変えられる
・自分の成長を感じる
・想像力がアップした
・ちょうどいい目標が持てる
・どんないいことがある?と考えられる
・メリットをたくさん出せるようになった
「やってよかった!」を共有
やってみての感想は、「100個は出せなかったけれど、途中で語られるそれぞれのエピソードをお互いに聴き合えたこと。また、こういう話ができる、わかる!!その時間がそのものがあって良かった。」とのこと。そうなんです!様々なことのメリットを一人で考えるのもよいのですが、自分ではパッと思いつかなかったメリットも、人から聞かされるとそういう考え方もあるよね!となるため、同じ目的を持つ仲間と一緒に考えてみると、この視野が広がりがエネルギーを高めることにつながっています。
これを読んでいただいたあなたも、職場や家庭やコミュニティで、仲間を巻き込んで良かったらやってみてもらったらうれしいです。自分はもちろん仲間のエネルギーも高まることで職場や家庭やコミュニティが活性化し、さらに動き出していくはずです。
さて、話を戻してLIVEのゲストお二人。卒業してからもご自身のペースでコーチングに触れ続けていらっしゃいます。
これまで学んでよかったと思うことがいくつかある中で、「たった一つを選ぶとしたら?」そのエピソードを語ってくださいました。エッセンスのみを書きますね。
・学ぶことによって、自分の視野を広げるきっかけになった
・前向きな自分を取り戻せた
・学びを通して、出会えた人たちのおかげで新しいことをはじめられた
・同期で学んだ人は宝。一緒に学べてよかった
・新しい目標を更新し続けている
・目標・目的、なんのためにやるか?を自分で意識できるようになった
など、
「やってよかった!」の先は「やりたい!」
さらに加えて、私も含めて三人が口々に言ったこと。それは、「コーチング学んでなかったらヤバかったよね~」でした。この『ヤバい』には、人それぞれのストーリーが込められていると思われます。そんなふうに過去を笑い合える、今の私たちでなによりです。最初に学んだ動機や目的をクリアして、また次のステージへ。
なりたい自分に向かっていく…。
これまでも、これからの未来も輝いていることが想像できるような、お二人の画面越しの笑顔に私は喜びを感じました。これからも共に学んで成長していきましょうね。