今の選択、未来の自分、幸せですか?
早いもので10月も終盤、もう11月です。秋も深まって、いよいよ寒い季節になってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?我が家は、妻、二人の娘の4人暮らしで、相変わらず元気に賑やかに生活しております。長女は今小学校6年生で、次女は小学校2年生なのですが、そんな二児の父である私(森田真佐男)が、日常において、ふと思ったことを今回のコラムではお届けできたらと思います。
父がビデオ係という役割
さて、唐突ですが、近々、娘たちの通う小学校では音楽会があります。長女にとっては小学校最後の音楽会です。そんな中、このコロナ禍で、保護者は各家庭1名しか鑑賞できません。その貴重な1名に、白羽の矢が立ったのは私です。その最も大きな理由は、私が家族におけるビデオ撮影係だからです(苦笑)。
今までの経験則上、妻がビデオを撮るよりも私が撮った方がしっかり撮れていることが多く、もっと言えば、私が行って、しっかりビデオを撮ってこれれば、妻は後で、家でお茶やコーヒ-等飲みながら、ソファにでも寝そべって、ゆっくり鑑賞することもできますから(苦笑)。
今回の音楽会に限らず、運動会等の学校でのイベントを始め、家族でのちょっとしたお出掛けからガッツリした旅行まで等、様々な場面で私は今まで、ことあるごとにビデオを撮影してきました。
そんな私ですから、娘たちは私に、『パパ~、いついつ、どこそこで、何々した時のビデオ見せて!!』と指定してくるのです。パパはいつだってビデオに収めてくれていると信じて疑っていないのです。(汗)。そんな娘たちの期待にできるだけ応えたいと言う気持ちもあり、日々、パパはビデオ撮影係として忙しいのです♪
正直、ビデオを撮ることに意識を向けずに、その場面、その瞬間を楽しみたいなぁと思うこともあります。また、もう私自身お年頃(苦笑)なので、ビデオ撮影中に急に遠くを見たり、手元近くを見たりする遠近の切り替えが困難になってきています(←ご心配なく、ただの老眼です)。そして今回の音楽会に限らず、コロナ禍による人数制限の為、1人で家族代表として来ているという時などは、しっかりと撮影して帰らなければというプレッシャーもあります。
ただ、それでもなお、後々、あの時ビデオに撮っておいて良かったなぁと、昔のビデオを懐かしく見返しながら楽しんでいるであろう将来の自分がいるのだろうなぁと今思えるので、せっせとビデオ収録にいそしめるのです。そう強く思えるのは、コーチングアカデミーのコーチングにおいて、こんなことを学んだからだと思います。
幸せになるための選択
『幸せなことには3種類あるよ』ということ。
ここではあまり詳しくは触れませんが、
①それをしている時は幸せを感じるけれども、後々、やったことを後悔したりして不幸を感じること
②それをしている時も幸せを感じ、後になっても、あの時やっておいて良かったと幸せを感じること
③それをしている時は大変だったり苦しかったりして不幸を感じるけれども、後になってあの時やっておいて良かったと幸せを感じること
の3種類です。
そして、結局のところ、「振り返ってみて幸せだったぁと感じるのは、今の自分ではなくて、後々の自分、将来・未来の自分なので、将来の自分が幸せを感じるであろう②と③のことを今から極的にしていきましょう」ということです。
私がことあるごとにビデオに撮るという行為は、私自身にとっては、概ね②に該当するものと言えます。ただ、ビデオ収録の困難さ等を上述したように、ちょっぴり③を感じる時もあるのです。ただし、②、③いずれも共通していることは、未来の私が幸せだと感じらえるということ。私自身にとっては、後々になって、あの時やっておいて良かったなぁと思えることに変わりはありません。なので、そういったことが分かっているからこそ、日々、せっせとビデオ収録にいそしめる訳です。
- 皆さんの日常生活を振り返ってみて、②「それをしている時も幸せを感じ、後になっても、あの時やっておいて良かったと幸せを感じること」や③「それをしている時は大変だったり苦しかったりして不幸を感じるけれども、後になってあの時やっておいて良かったと幸せを感じること」に当てはまりそうなことは何ですか?
忙しい日常の真っ只中かもしれませんが、是非考える時間を取ってもらえたらうれしいです。出てきた②や③に当てはまりそうなことに今積極的に取り組んでいただくことをお勧めします。もし仮にタイムマシンがあったなら、未来のあなたが、今のあなたのところにやってきて「よくやった!」と労い(ねぎらい)や感謝に来てくれるかもしれませんね!家族、仕事、地域とのかかわり様々なことに、私たちは選択があります。そんな時、未来のあなたを想像して、幸せになるための選択をしてみてはいかがでしょうか?
私自身も、自分にとって②や③に当てはまりそうなことに対して今後も積極的に取り組んでいこうと改めて強く感じている今日この頃です。