人は一人一人違う~快適な暮らしのリズム~
コーチングアカデミーオンライン校インストラクターの鈴木優子です。私がコーチングアカデミーで学び、コーチとして12年以上活動する中で、一番良かったと思っていること~それは「人は一人一人違う」ということを、おなかの底から「本当にそうだな」と受け止められるようになったことです。
「人は一人一人違う」
聞けば「そんなの当たり前じゃないか」と思うようなこと。そうなんです!本当にその通り『当たり前のこと』なのです。でも、皆さん思い返してみてもらってもよいですか?日常生活の中で、その『当たり前」は実は物凄い確率で『当たり前ではない』、『マイ(ローカル)ルール』という状況が多いのではないでしょうか。それはたとえば相手に対しては「普通こうするでしょ」とか「当然こうですよね」とかという言葉にも表れるように、「自分と同じように感じてほしい」という思いを無意識に押し付けてしまうシーンで見られたりしますし、自分に対しては「他の人と同じようになりたい」「他の人のようにふるまいたい」というような願望にも表れたりします。
「~すべき」という思考や感情が生み出した『自分の中の思い込み』であることも多くあります。
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あなたの中で周囲から「当然こうですよね?」と言われ、違和感を感じた経験はどんなことでしょうか?
逆にあなたの「~すべきですよね」が受け入れてもらいづらかった経験はどんなことでしょうか?
でかける=満喫?
それらが、すべて「当たり前」ではなくて、「人は一人一人違う」ということ、「人は一人一人違ってよいんだ」と心底受け止められるときにはじめて、人は自分自身を受けとめることができるのではないか~と考えられるようになったことが、本当に良かったと思っています。
例えば私の事例ではこんなことがありました・・・
皆さんにとって、仕事以外の日~いわゆるお休みの日に、どこかに出かけたり人と会ったりすることは、どういう意味を持ちますか?リフレッシュできたり心の栄養が補給できたりする、OFFを満喫できる時間の人もいると思います。しかし、私にとってそれはリフレッシュや愉しさは感じるけどOFFを満喫はできない、むしろOFFではない…と気がつくのに、45年以上を要しました。それは、コーチングを学び始めて5年くらい。日常的にマイコーチをつけて、定期的にコーチングセッションをしてもらうようになってから気がつきました。私にとっては、自分以外の人と会ったり自宅以外の場所に行くことは、たとえ仕事以外の余暇としての時間の使い方であっても、完全な休み=OFFではなく、仕事と同じONの状態であること。私にとってのOFFは、自宅で一人で(家族も誰もいない状態で)、パソコンとかメールとかも見ず(情報を遮断して)、ゆっくり時間や人に関わらずに、自分だけの時間を過ごすこと。
理想的なOFFは、とにかく寝たくなくなるまで寝たり、食べ物もあまりとらず胃腸を休めたり、静かに部屋の中で過ごしたり、気になる部分を掃除したり、ゆっくりお風呂に入ったりと、完全に一人で丸一日いられる日を作り、自分を整える時間をもつこと。そして、そういう日を、毎月何日か確保することが必要だということも、マイコーチとのセッションを繰り返す中で気がつくことができました。
それまでは、
と、
他の人の休みの日の暮らし方などを比較して自分を責めたりもしていましたし、家族と共に過ごす時間も苦痛を感じる自分を「人間失格」くらいに思っていた時間もかなり長かったです。しかし、コーチングを学び、コーチとのセッションを定期的に行い自分との対話を重ねる中で、「自分はこれでいいんだ」「一人一人違うんだから、自分の快適も認めよう」と腹落ちすることができるようになりました。決しておかしくも、変でもなく、一人一人違うんだということ。今は、仕事の時間と、外に出て余暇を楽しむ時間と、自宅で一人でゆっくり自分を整える時間と、それぞれのバランスがどれくらいとれると自分が一番快適で、一番高いパフォーマンスを出せるのかを、数年かけてコーチと見つけたので、本当に毎日が幸せで快適です。
- あなたにとって「快適な自分らしい暮らしのリズム」ってどんなものですか?
それは一人一人違ってよいのです。コーチと向かい合って見つけることもおススメです。