たった1度の人生なので
興味関心を持つという単元
これがまた、地味なんです・・・。でも、これがまたすごいんです。これを知っているのと知らないのでは、人生大きく違ってくるなぁ、そんな風に思いました。さらには、今これだけネット社会になったから余計・・・。そんなことを感じたためコラムにさせていただきました。
先日、私(森田舞)がコーチングアカデミーの授業、「実践4:興味関心を持つ」という単元を担当しました。コーチングアカデミーでは、基礎4単元・実践10単元・体得8単元・活動4単元の合計26単元で構成されています。
単元の中には
などのように、タイトルから何となく内容がイメージできるものもあります。
あるいは、
など、コーチングアカデミーにしかない独自の「自分らしい人生の送り方」についての内容もあります。
そんな中、「興味・関心を持つ」というタイトルは、「???」となるものです。実際、私自身も受講生の時には、他のスキルや考え方を教えてもらえるものよりも、ふんわりとした印象でした。でもでも、コーチングを深めていくうち、「ここが肝なんだ!」と感じるようになりました。
これがまた他のインストラクター(講師)たちもそうだったようで、「受講生の時とインストラクターになった時の印象がまったく変わってくる単元」と言われています。今回、この単元を担当させてもらって、「今、そしてこれからよりこの考え方が大事だ!」と思いました。
何に興味を沸かせるのが大切なのか?
私たちは見たものを現実の大半だと思ってしまう傾向があります。例えば子どもたちは、「みんなが持ってる」「みんなが言っている」と、目の前の数人がそうであれば、ほとんどの人がそうであると思い込んでしまいます。子どものころに「みんなもってるよー!」と大人にせがんだ経験はだれしも1度ぐらいはあるのではないでしょうか?
大人になった今でも、ふとインターネットを見ていると、自分の興味がある広告や記事が掲載されていると気づいたことはありませんか?インターネット、コンピューターが発達した現代では、1度購入したり、ページを見ただけでも、「この人はこれに興味・関心がある」と認識されて、それに関連したものが何度も掲載されるようになります。
私は現在子どもが小学1年と5年生なので、小さい子どもが事故・事件にあったりするニュースをよく見る傾向があります。なので、多分他の人よりも子どもの事故や事件をよく目にしているのだと思います。昔であれば、感情移入してしまいすぎて、自分まで悲しくなったり、苦しくなったりしていたことでしょう。コーチングを学んだことで、セルフコントロールができるようになり、落ち込み過ぎないようになれましたし、悲しい、苦しいという想いをきちんとかみしめ、そこから教訓を得て、子どもたちへの声掛けに活用しています。
同じような仕組みで、好きな芸能人の情報が優先的に表示されたりして・・・。そうなると大変!どんどん、どんどん見ていって、沼にハマってしまうのです。つまり、自分の興味・関心がAIやネットによってコントロールされているという事なのです。
インターネットはとても便利である反面、これに気づいて活用しないと、視野が狭くなることも往々にしてあります。いろいろな情報(でも偏った情報)が入りすぎて、自分以外の誰かに選ばれた情報だけがあつまって、それが自分の世界になった気がしてしまって、本当に大切な「自分の人生」が見えづらくなって、興味関心がわきにくくなっていることもあります。
では、「自分の人生」に興味関心を沸かせるにはどうしたらよいか?
「実践4:興味関心を持つ」の授業を通してより自分らしい人生につなげる興味関心の活用の仕方をお伝えしています。
「自分自身に興味関心を持つ」
「自分の人生に興味関心を持つ」
「大切な人へ興味関心を持つ」
意識しないとできなくなっている時代になってきていること、改めて感じました。
- 「どんな人生を送りたいですか?」
- 「10年後、20年後、どんな自分でいたいですか?」
ぜひ、無意識の中で入ってくるたくさんの情報よりも、「意識して」今目の前にいる自分、自分の人生・周りにいる大切な人たちに「目を向け、耳を傾け、心を通わせ」興味関心を持っていきたいものです。
たった1度の人生ですから・・・。