新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、私たちの生活を支えてくれている、お医者さんや看護師さんをはじめとした医療従事者のみなさん、危機対応にあたる公務員のみなさん、配達を担う物流事業者、スーパーやドラッグストアなどの販売員のみなさん、バスや地下鉄など公共交通の職員のみなさん、「最前線」で働いてくださっている皆さんに心より感謝いたします。



それがホントに当たり前?

めっきり寒くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?我が家は、妻、小4の長女、幼稚園・年長の次女の4人暮らしで、賑やかに生活しております。そんな私(森田真佐男)は、この秋の始め頃、次女のことで、あることの重要性を再認識する、ちょっとした出来事がありましたので、今回のコラムは、その話を題材にお届けできたらと思います。

できなかったことができるようになるきっかけ

放課後保育を利用している次女を幼稚園に迎えに行った、そんなある日のこと。

次女の担任の先生に、声をかけられました。
「〇〇ちゃん(娘の名前)、頑張ってますよ!」
そして、先生のそばにいた娘に対しても、 
「できるようになったんだよねぇ。お父さんに見せてあげなよ」と。
何事かと思いましたら、突然、園庭の鉄棒の前まで走っていった娘は、おもむろにヒョイと逆上がりをやってみせたのです。

アレッ?、昨日まで何回もチャレンジして1回もできなかったのに、できるようになってる!!

どうしたものかと本人や先生から聞いたところ、どうやら、今、園に来ている教育実習の先生が『やり方』を教えてくれて、その通りにやってみたらできるようになったとのこと。

娘は続けて何回かやってみせてくれました。そして、その際、気付いたのです。昨日までとは明らかに『やり方』が違っていることを。

自分の価値観で伝えてしまうと・・・

では、一体、何が違っていたのか?

今目の前で逆上がりをしてみせてくれている次女は、昨日までの『順手(じゅんて)』ではなく、『逆手(さかて)』でやっていたのです。

オイオイ、なんだ、そんなことかよ(笑)と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、この些細な出来事は、改めて、大事なことを私に気付かせてくれたのです。

思えば、今は小4になった長女も幼稚園・年長の時に、私も付き添って、逆上がりの練習をして、できるようになったのですが、その際も『順手』でやっていました。

そして、私自身も『順手』で逆上がりをできるようになったクチなのです。

なので、何のためらいもなく、無意志のうちに、娘たちに『順手』で行うような手本を見せていたのだと思います。私と長女は、脚力を使って、瞬発力の勢いで回る系だったので、結果として、それで良かったのです。

ただ、次女には、それが合っていなかったのです。

自分基準ではなく、相手基準

目の前で『逆手』で回っている次女を見て妙に納得したのです。

「そりゃ、そうだよなぁ」と。

思えば、私は次女を『おんぶ』や『抱っこ』をした際に、ガッと身体をつかまれ、「痛いなぁ」と感じたことが多々あり、この子、握る力や腕の力が強いなぁと日頃から感じていたのです。

以前の『順手』を使っていた際は、腕がのびきってしまっていて、腰も落っこちて、うまく回ることができないでいました。それが、『逆手』に変えたことにより、腕ものびず、その腕力の強さを存分に発揮することができています。今や、自分の身体を軽々とリフトアップして、難なく『逆上がり』をしてみせてくれているのです。

その姿を見て、私は、改めて2つのことを思ったのです。

1つ目は、「人は無意識のうちに、自分がやってきた方法や自分自身が人からされてきた方法を、さも当たり前のように、相手にほどこしてしまいがちである」ということです。

今となっては、何回もチャレンジしてうまくいかった時に、『逆手』という方法もあるよということを、なぜ、ちゃんと提示してあげられなかったのか、不思議なくらいです(苦笑)

恐らく、自分も『順手』で覚えたし、それが自分にとってごくごく自然で当たり前だったし、長女もそうだったし、と何の疑いも持たなかったんですよねぇ(苦笑)

このことから、たとえ自分自身にとっては、ごくごく自然に『当たり前』のようになってしまっていることでも、

  • 「本当にそうなのか?」
  • 「他の方法、他の選択はないのか?」
  • と、常日頃から改めて自分に問い直すことの必要性を強く感じた次第です。

    皆さんが経験の中で身に着けてきた当たり前にはどんなことがありますか?
    その当たり前を無意識に相手にあてはめたり、ときに押し付けたりしていないでしょうか?

    見る場所を変えるだけで・・・

    そして、2つ目は、「短所よりも、長所に焦点をあて、それをどうやったら活かせるのかを考えることが重要」ということです。

    結果的に、脚力を使って、瞬発力で回るということは彼女には合っていなかったのです。それよりも、その腕力の強さに焦点を当て、その長所をどうやったら活かせるかと捉えた時、『順手』よりも『逆手』の方が良かったという訳です。ちょっと『やり方』を変えたら、いとも簡単にできるようになったのですから。

    このことから、

  • 「相手の長所(強み)は何なのか?」
  • 「そして、それはどうやったら活かせるのか?」
  • という視点を常日頃から持っておく必要性も強く感じた次第です。

    子育てだけでなく、仕事でも同じようなことが言えるのではないでしょうか?最適な結果を作るために、一緒に働く仲間の『長所』を考えての指示出しや、アドバイスができていれば、相手にとっての一番いいやり方で結果を作っていくことができます。だから私たちは自分や相手の『長所』を探すことが最初の一歩として大切なのです。

    ちなみに、コーチングの授業では、様々な単元において、この「長所に焦点を当てることの重要性」についてを学んでいきます。それだけ重要事項であるという訳です。

    今回の出来事によって、改めて、その重要性を再認識した、そんなある日の初秋の夕暮時でした。

    この記事を書いたインストラクター

    森田真佐男(インストラクター紹介ページへ)

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