2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震の被災者の方々へ心よりお見舞い申し上げます。
現在も現地では予断を許さない状況が続いておりますが、一日も早く復旧されますようお祈り申し上げます。



「承認のシャワー」を浴びて!

コーチングアカデミー諏訪校の土橋桂子です。9月の末に長い間 関わってきた仕事を1つ手放しました。すると想定外の幸福感に包まれたのです。そこにあった「承認」のチカラについてコラムにまとめました。

やりがいを手放す!

私が手放したもの。ラジオの仕事を手放しました。要するに関わっていた番組が終了したのです。担当していた番組の内容は、週に一度、諏訪の話題を全県の皆さんに紹介することでした。

私がこの番組に関わる目的は、はっきりしていました。それは、『諏訪に行ってみようと思う人を1人でも増やすこと!』大好きな諏訪の魅力を伝える!そこには大きな「やりがい」がありました。なので、番組が終わると知ったときに考えたのは、「やりがい」が1つ無くなるということでした。

オンエアが終わったら寂しいんだろうなぁ…と漠然と感じつつ迎えた最後の放送日。
『皆さん!ぜひ諏訪に来てください!!』と叫んで(笑)私のラジオは終わりました。
(今日のコラムの本筋からは外れますが、目的が明確だからこそ力強く、そして思いをもって続けることができる一つの例かと思います。)

今回のコラムでお伝えしたい本題はここから、

ラジオが終わったその瞬間、『おつかれさまでした~!』の言葉とともに花束を贈られたのです!
そしてFacebookの投稿に送られるたくさんの「いいね!」とコメントやメッセージの数々!
それらの全てに私への労いと感謝の意味が込められていました。それは私への「承認」です。

湧きあがる幸福感!

私への“承認は”その後もしばらく続きました。食事会であったり、品物であったり、言葉であったりとカタチはそれぞれですが、私への労いと感謝が込められている点は全て同じです。

そろそろ承認?と気になっている方がいるかもしれません。

日本語の承認は主に「認めること」という意味で使われます。ビジネスでは上司などから「承認」をもらうというような使い方を耳にすることも多いかと思います。
しかし、コーチングで使われる「承認」はもっと広い意味を持っています。

例えば「労う(ねぎらう)」「感謝」「認める」「尊敬」「褒める」「そのまま受けとめる」などの意味が含まれます。そして、「承認」は承認される側(今回の場合で言えば私)の潜在意識に大きなプラスが入るため、自己イメージ※があがり、自信につながるのです。すごく大まかに分かりやすくいうとハッピー♪になるということ。

※コーチングアカデミーでは自己イメージを自分自身が「ここにいてもよい」と思える自己肯定や「自分にもできる、やってみよう」という自信の両方があわさった意味で用いられます。

今回のできごとは、私にとって「承認」のシャワーを浴びるようなものでした。結果どうなったのか?周囲の方々からの「承認」で、私は想定をはるかに超える幸福感に包まれたのです。ラジオが終わってしまったことの寂しさなんて微塵も感じませんでした。

これほどの幸福感が沸き上がる経験は初めてかもしれません。「承認」の持つ力のすごさを体験する機会になりました。

シンプルに伝えよう!

文章で読むと伝わりにくいかもしれませんが、承認のやり方の一つとして『相手に対して感じたプラスの印象や気持ちを、素直に伝えること!』と、私は授業の中でお伝えしています。

この〚素直に伝える』が年を重ねるにつれて難しくなる場合が多いのです。

子どものころはあれほど素直に口にできた「ありがとう!」「助かった!」「すごいね!」「きれい!」などの言葉が大人になると言い出しにくくなるんですよね(自戒をこめています)。ちなみに「おはようございます!」のあいさつもそこに時間と場所を同じくする仲間の存在を認める言葉として承認と考えることもできます。
なのにその「おはようございます!の挨拶を元気にいう」ということすら、すこし恥ずかしいというか、こんなに大きな声で言ったら変かなって考えてしまって言いにくいなんてことがありませんか?

承認がうまくできない時、自分自身で複雑にしている場合が多いと私は思っています。
『こんな事をいったら変な人と思われないかなぁ…、びっくりされないかなぁ…、この人なに…?って思われないかなぁ…』というように。
そんな風に躊躇をしてしまいがちな人こそ、
「もっと素直に!シンプルに! 伝えてください。」
です。

私が皆さんにそうして欲しいと願う理由はひとつ。
「承認」はされる側だけでなく、する側の潜在意識にもプラスが入ります。「承認」することで、あなた(承認する側)の自己イメージも上がり やる気につながっていくからです。

まずは挨拶からで大丈夫!『おはようございます♪』と声をかけてみてください。家族や職場、地域の仲間たちが集まる場の空気がより良い方向に変わることが体感できると思います。「承認」のパワーを体感した私がいうのですから間違いありません。

皆さんは、皆さんの大切な人にどんな承認の「言葉」を投げかけられそうでしょうか?

最後にもう一つ承認を効果的にするコツを。あなたが承認された時も素直に受け取ってください!承認慣れしていなかったり、なんとなく自信がなかったりして受け入れられないなと思ってしまうことがあるかもしれません。意識して肯定的に受け止めてみましょう。
「そんなことないですよー」「私なんか・・・」と謙遜の言葉を「ありがとうございます!」「うれしいです!」「一層がんばれる気がします!」みたいな承認を肯定的に受け入れる言葉に切り替えてみてください。だんだんと素直に受け入れられるようになっていくはずです♪

余談になりますが、これからは方法を変えて大好きな諏訪に関わっていきます。
こう決意できたのもコーチングのチカラなんです。これはまた、別の機会に(^^♪

この記事を書いたインストラクター

土橋桂子(インストラクター紹介ページへ)

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