「できないこと」から「できること」を探しに。

いつもと違う夏だから

暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?我が家では、先日、幼稚園・年長さんの次女と小4の長女の例年より短い夏休みが終わりました。短かったとはいえ、この夏も娘たちと楽しい思い出を作ることができました。そんな二児の父であるインストラクター、森田真佐男がこの夏のエピソードを元に今回のコラムをお届け致します。

さて、我が家では夏休みに入ると、私の神奈川の実家に帰るのがならわしでした。お盆の時期を避けての前倒しの帰省です。そして、帰省ついでに、その行きや帰りに色々な所へ寄って、旅行をして、長野に帰ってくるというパターンでした。なので、娘たちからしてみたら、帰省して、「じぃ」や「ばぁ」に会えるのも楽しみのようでしたが、それ以外のオプション旅行がより楽しみのようでした。

それが、今年は・・・・コロナの影響。
 
私の両親も高齢ですし、私たち自身、会える時にあっておかないという気持ちもありましたし、また娘たちの成長も見てもらいたいという気持ちもありました。
ただ、世の中の状況を鑑みると、県外への移動、高齢者だけの実家への帰省はできるだけ自粛のムード。

という訳で、様々なことを考慮して、考えて、考えた結果、今年の神奈川の実家への帰省は断念することに。

そして、同時に思い立ったのです。神奈川の実家に帰省できないという「できないこと」に目を向けるのではなく、「じゃぁ、何だったらできるのか?」、この状況下において「できること」をしようと。

信州を味わおう!

私は長野に移り住んで19年目になりますが、意外といろんな所に行けていません。どちらかと言うとインドア系の私たち夫婦にとっては、自然系の場所は特に。ならば、今年は信州の自然をメインに出かけてみよう。という訳で、テーマを掲げてみました。

「この夏、信州再発見。味わおう、身近にある信州の底力」← 完全なる思い付きです(汗)

ですので、この夏は、私たちの住んでいる長野市街地から、車で1時間ちょいくらいで行けて自然を楽しめるスポットをハシゴしました。
・山あいのアスレチック
・バーベキュー
・川遊び
など色んなことを楽しみました。
そして、ちょうどペルセウス座流星群で流れ星が見えやすい時期ということで、それならばと、草原にビニールシートをひいて、その上に家族4人で寝っころがって、連夜の星空観察。

家族の大切な思い出がまた増えました。

この状況下において「できない」ことではなくて、「できること」にすぐ視点を切り替えることができて、ホントに良かったなぁと改めて思った次第です。

「見る・聞く・知る」の「関わる」を増やすこと

さて、先程、家族で星空観察と書きましたが、小4の長女は、これから学校で星座について学ぶらしく、そのとっかかりとして、とてもいい機会になったようです。

実際、彼女は夏休みの課題である「新聞作り」の題材を「星座」にしていました。星空観察の体験から星座について興味・関心を持ち、さらに調べていくうちに、より興味・関心がわいてきたみたいです。

コーチングアカデミーの授業の中では、「見れば見るほど、聞けば聞くほど、知れば知るほど、関われば関わるほど、より興味・関心がわいてくる」とお伝えしています。

彼女は、星空観察で、実際に星を見て、(見れば見るほど)家族で「あの星はこうだね、ああだね」と星のことについて話したり、聞いたりして、(聞けば聞くほど)それを新聞に起こすべく、知らないことを、さらに色々調べて、(知れば知るほど)より良い新聞作りを通して積極的に星座についてより深く関わった(関われば関わるほど)わけです。

ということは、「流れ星を見に行こう」という何気ない親の提案が、娘の興味・関心を引き出す結果になったということです。であるならば、私たちは周りの大切な人に、興味・関心をわかせ、広げる機会を提供することが出来るということです。

なので、親子関係に限って言えば「子どもが勉強好きになるか否かは親の影響が大きい?」とも言われる、その真意は、「いかに子どもの知的好奇心をくすぐり、興味・関心を持ちやすくなるような機会を提供することができたか」ということなのかも知れません。

そういう訳で、今後もできるだけ娘たちに「見る、聞く、知る」機会を提供するべく、奮闘しようと改めて思った夏の終わりでした。

この記事を書いたインストラクター

森田真佐男(インストラクター紹介ページへ)

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