親と子の関わりにコーチングを

長女・人生で初めての“大きな目標”

今回は私(森田舞)とその長女の日常の関わりからの気づきをコラムにしました。コーチングは日常のあらゆる場面で私たちの行動のベースにもなり、背中を押してくれるエネルギーにもなります。皆様の日常と重ねながら読んでいただければ幸いです。

我が家の長女、小学校3年生。ピアノなどの習い事も、スポーツもしていません。

よく考えたら、宿題や一研究、音楽会などの発表など以外、大きな目標に向かうことがない生活。

音楽会も、まず全員が練習する楽器を選択し、その理由が「もうそんなに練習しなくて良いから」でした・・・。

それでも、私ができなかった、「ちゃんと楽しみながら学校へ行くこと」ができていて、それだけで尊敬していました。

でも、そんな彼女が、自分から「やる!」と言ってチャレンジしたのが、『カードゲーム企画ビジネスプレゼン大会』。これはコロナの影響で全国で学校が休校になったことによって企画されたものです。

1位になった人には、賞金(企画料)が支払われ、なんと商品化もされるというもので、全国の子どもたちは、賞金と商品化に目をキラキラさせたようでした。常々、社会で生きていけるチカラを付けられたらいいな、って思っている私にとっても、これはチャレンジする価値が大きいなと感じ、彼女の想いを尊重しました。

1次審査は、「3分間のプレゼン動画」です。小学3年生(提出時)にとっては初めてのことで、提出するだけでもものすごく大変なことでした。

一斉休校が決まったことで誕生した企画でしたが、企画を知っていから約3週間。それは、それは大変だったけど、充実した日々になりました。

写真は、昨日の動画撮影中の一コマ。
悔しがりつつ、何度も何度もチャレンジする姿は、本当にかっこ良かったです。

絆を深めるために

 
親子ともに、泣いたり、笑ったり、怒ったり、怒られたりもしました・・・。でも、この挑戦の中で一番私が感じたことは、「コーチング学んでいて良かったー」でした。これ、コーチング学んでなかったら、親子関係崩壊していましたね、きっと(笑)。

この間例えばこんな観点でコーチングは活きていました。
◆信じて見守る
◆信頼関係
◆何のためにそれをするのか?
 ※コーチングアカデミーの「目的だし」 など、フル活用です。

コーチング的関わりだったから、怒っても、怒られても、娘との絆を深められる機会になったと感じています。

うまく話せなくて、うつぶせて落ち込んだ時も、数分後に立ち上がり、再び動画撮影に向かうことを支えることができた声かけについては、またコラムで書きたいと思います。

彼女の人生の中で、一番大きなチャレンジのコーチが、私であれたことが、幸せだなって思いました。
ホント、子どもの可能性って無限ですね!!!

コーチングはスキルや手法を使うだけではありません。そのベースとなる考え方やマスターコーチングの理念を頭とこころに留めておくことで、子育てや家族との関係といった日常の様々な場面で意識して活かすことができるようになります。家族はもちろん、皆さんの大切な人とのかかわりをより良いものにしていくうえで、コーチングがもっと広まり役立っていってもらえたらと思います。

この記事を書いたインストラクター

森田舞(インストラクター紹介ページへ)

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