「コーチング」×「料理」⇒ 何が生まれる?
コーチングアカデミーが伝えさせていただいているマスターコーチングは、子育てをはじめとする日常生活や仕事にとても組み合わせやすく、それら様々な活動を大きく助け質を高めてくれます。今回はその一つの事例として私(森田舞)がコラムを書かせていただきました。
キッチン育児スタートしました!
子育て中のママが、負担に感じていることは多々あると思いますが、その中でも「料理」が上位に挙がってくる人も少なくありません。自分が苦手だったり、好きではないと、子どもに教えることができにくく、子どもも料理が苦手になるかも・・・と思うこともあります。そこで誕生したのが、料理苦手・ぶきっちょママでも大丈夫!楽しくて子どもが自然に料理好きになる「キッチン育児」です。
ある調査で子育て中の女性たちに料理に関するアンケートを取ったのです。すると、「親が料理が得意」だからといって得意になるわけではなく、逆に「料理が苦手な親」だったとしても得意になることもありました。
そして、より調べていくとそこにはある法則があったのです。
キッチン育児の大切にしていること
キッチン育児とは『食を通して親子関係を良くし、子どもの自己肯定感を育むこと』です。それはコーチングの要素を知ることでカバーできる内容だったのです。
「料理」に「子育てコーチング」の要素を取り入れて、カリキュラムを料理とコーチングのそれぞれのプロ2人で作り出しました。料理の部分は、長野県内の長寿情報番組の料理コーナーにレギュラー出演している簡単レシピ研究家の大口知子さん。子育てコーチングの部分を私、コーチングアカデミー長野校校長の森田舞が担当しました。今年(2019年)6月には、一般社団法人日本キッチン育児協会が立ち上がり、インストラクターが誕生しこの11月から本格的に講座がスタートしました。
この中で出てくる子育てコーチングは、コーチングアカデミーで扱っている「マスターコーチング」です。“人生の主人公になろう!”というコンセプト・想いも含まれています。なので、料理だけではなく、子育て全般にも活きてくるため、ものすごく好評の講座となっています。
料理とコーチング、両方が学べる講座のため、こんな感想をいただくこともあります。
“基礎講座1,2” 1だけでもとても内容が濃くて、調理実習はありませんが『料理』ってこんなにスゴかったんだ‼️…と改めて感じました。
また(コーチングの要素により)、自分の言動や意識・気持ち次第で、今後の育児は楽しめること・自分も子どもも一緒に成長していけることを学べ、親にとっても子どもにとっても本当に有益な講座だなと感じました。”
感想にも書かれていますが、料理のことを学びますが調理実習はありません。日本キッチン育児協会のキッチン育児の特徴は以下の通りです。
1.調理実習はありません
苦手だからこそ、料理教室に通うのはハードルが高い。そんなママも安心♪
エプロンをつけた調理実習はありません。
2.ママのイライラが減ります!
ついつい言いたくなる「だめ!」が減ります。
子どももママも楽しくてワクワクするポイントがいっぱい!思い出作りにも一役♪
3.ゲーム感覚で一緒に成長!
さまざまなミッションをクリアして新しいアイテムを手に入れて成長していく
冒険ゲームみたいな楽しい仕掛けがあります!
“楽しくなければ、コーチングではない”というコーチングアカデミーのモットーも含め、楽しく遊ぶように経験を積んでいくことを大切にしています。その時の大人の「心構え」「声かけ」「目的」などは、まさにコーチングの実践の場となっています。
生活にコーチングが加わることで。
キッチンの環境を整えるのが母の課題だなと思っています。
2歳も7歳も気分にも興味にもムラがある。
だからいつもはできないけれど、「やりたい」と言った時に、「やろう!」「お願い!」っていえる環境つくりをしていかなければと思います。
やはり、受講後1番変化したのは、自分の意識です。
思い込みが減り、改めて知識として知ったことで、意識できるようになったこと。それによってがちがちだった肩の力が少し抜けたように思います。今後も『親子ともに』キッチンで成長していきたいと思います。
こうやって、マスターコーチングの一部でも、多くの方に知っていただけること・触れていただけることを嬉しく思っています。これから、全国にマスターコーチングのエッセンスが入った「キッチン育児」が広がっていく事を目標に頑張ってまいります。
親子関係がより良くなり、かつ自分に自信を持てて自立できる子どもたちが増えることを願って・・・。