『ある』を最大限に活かそう!
あなたの中の「ある」を最大限に活かそう!
先日、雑談の中で「スマホの文字って小さくて読みづらいよねー。」とわたし(田中優美子)も含めたお年頃の(笑)女性同士で共感し合っていました。すると、その場にいたパソコンスクールの講師をしていらっしゃる方が、「それなら、設定から簡単に変えられるわよ。」と、サクッと変えてくださいました。
「え~。そんな簡単に!!」と、びっくり。その他にもいくつかのコツがあるそうで、後日さっそく『iPhone講座』を開催していただきました。
「ある」「できる」を知らなかった…
スマートフォン(スマホ)やパソコンって、いまでは日常にお仕事にと多くの方にとってなくてはならない機器となりましたよね。人によっては、こういった機器を使うときに説明書を読む、本やネットで調べる…などじっくりと取り組んで使いこなす方もいらっしゃいますが、私自身は必要にせまられて購入して、勘を頼りになんとなく使えるようになり現在にいたります。そんな中講座ではちょっとしたコツをいくつも教えていただきました。
教えていただいたことは、決してむずかしいことではなく、すぐできる簡単なことばかりでした。そのコツをざっくりとまとめると、
という2つのこと。まずは情報として知って、変えてみる。
「設定を変えたら、こんなことができるんだ。」
「こんな便利な機能があるなんて!」
「へえ~、そうなんだ~。」
という驚きと感動の連続でした。
これまで結構な時間のロスがあったことに気づき、不便に感じていたことが解消されてすっきり!今回教えていただいて感じたことは、スマホは生活を便利にするための道具なのだから、振り回されず、使いこなせるようになりたいと思いました。それと同時に、スマホにもともと備わっている設定や機能を知って、自分にとって必要なものを活用するというコツ。これって、機器だけではなく人にも言えることだな。と感じました。
人はついつい、あって当たり前、できて当たり前という『当たり前のワナ』にハマってしまいがちです。とくに、自分が持っているものにそれほど価値を感じられないことが多かったりします。自分の中にある「ある」「できる」といったことに気がつけず、「足りない」「もっとがんばらなくちゃ」と感じているとしたら…?自分の中にはたくさんの「ある」「できる」があるのに・・・もったいないですよね。まるでスマホにも色々と便利な設定や機能があるのに知らなかった私のように。
リソースって?
コーチングアカデミーのカリキュラム体得-7に「リソース」という単元があります。(コース・カリキュラムはこちら。)リソースと聞いて、とんかつやお好み焼きを思い浮かべる私のような方がいらっしゃるかどうか(苦笑)…そのソースではないですが、ちょっと聞きなれないかと思います。『リソース』は辞書で調べるといろんな意味がありますが、コーチングアカデミーでは『リソース』=『人生における資産・資源』と伝えています。
資産・資源って言っても、物やお金だけではありません。例えば、生まれながらにしてもっているもの(身体や感情など)、生まれてから持つもの(能力、思考、経験、人とのつながりなど)その人自身や、その人のこれまでの人生全体のすべてのヒトモノコトを広く深く含みます。誰もが自分のリソースを明確にして、最大限に活用することが大事です。でも残念ながら、自分一人ではなかなか気がつくことができなかったりします。それは自分の中にあるものがいつの間にか当たり前になってしまい、時に頑張って手に入れたことや経験も自分の中にある大切なものの一つであるということを見落としてしまいがちです。それこそがまさに当たり前のワナです。特に自分には価値がない。自信がない。たいした経歴などない。そんなふうに感じてしまうときは、自分の中にあること、すでに手にしているたくさんのリソースを書き出してみることをおすすめします!
- あなたにはどんなリソースがあるでしょうか?
リソースを見つけ出していくコツは3つあります。
- 「ない」ではなく、「ある」に焦点を当てること
- あって当たり前、できて当たり前という『当たり前のワナ』を外すこと
- 一人ではなく信頼できる人、またはコーチと一緒に見つけること
コーチと一緒に見つけるといっても
「いや~、でも。すべてのことといったって、あんなことなければ良かった。ってことだってあるでしょ。」
って思うことありますよね。
確かにそうですよね。忘れてしまいたいと思うような悲しい出来事やつらいこと。ケガ・病気、事故・災害、失恋・失敗。一般にマイナスと思われることなんてない方がいいにきまっています。でも、人生の中で一切マイナスの経験をしない。なんてことまずありませんよね。無理やり前向きに、ポジティブに考えましょう!ということではありません。それだと、よりこじらせてしまいますから。人それぞれのタイミングを待ちましょう。悲しい、悔しい、さみしい…などしっかりと感情を味わったうえで、そこからの学びや得られたことなどを見つけられたらいいですね。
それが、あなたにとってのかけがえのない宝物になります。
出来事と向き合うための伴走者
マイナスと思える出来事・自分の短所さえも『リソース』として認めることができると、自分の人生すべてを肯定できて、あるがままの自分まるごと認めることもできるようになります。私自身もそれをコーチングアカデミーの授業とコーチとのセッションで時間をかけながら経験することができた一人です。
これらを進めていくことはやはり一人では難しかったです。コーチという伴走者がいつでも寄り添いながらも客観的な視点をもって、味方でいてくれたからこそできたことだと実感しています。
そんなときは、コーチングアカデミーのコーチングの考え方やコーチがお役に立てる可能性があります。あなたの中の「ある」をたくさん認めて、あなたが望む人生にリソースを活かせるよう、一緒に考えていきましょう。