子どもの視点に一度立つことで質問の仕方が変わります。質問の仕方により、相手の本当の味方になることができ、本当に相手の望む行動や目標を作り出せます。
「もうピアノ行きたくない。やめる!」
子どもにせがまれてはじめたピアノ教室。ある日、学校から帰ってきたら突然やめたいと言い出しました。どうやら怒っているような、泣いているような感じもしますが・・・。
- 対応A あなたがやりたいって言ったから始めたんだよね。
ピアノも買ったし、いろいろ揃えたのに。今まで練習だって頑張ってきたじゃない。
もったいない! - 対応B そっか、やめたいと思ったんだね。
何がそう思わせたのかな??
そういえば、やりたいって思ったときの理由は何だったっけ?
気づきのポイント
子供の自主性を尊重しようと始めたことなのに、やめると言われたら、寂しかったり、残念になったりします。出費も無駄になると思うと悲しいですね。けれど、ここはその気持ちをグッとこらえて横に置き、子供なりの考えや想いに耳や心を傾けてみると、子供自身で問題に気づき、それを解決してもう一度前向きに考えてくれることもあります。
プラスの効果
→「私、保育園の先生になりたかったんだ! もう一度がんばる!!」