スクールコーチ実現の妄想に向かって

地元紙、信濃毎日新聞に「とにかく明るい性教育 パンツの教室」を大きく掲載していただきました。講師をさせていただいたのは今回コラムを書かせていただいた私(森田舞)です。今回はこの「パンツの教室」と、私の夢「スクールコーチング」についてです。

大切なことこそ明るく・楽しく

コーチングの講師を12年やっている私が、なぜ性教育??と思われるかもしれません。でも、この経験があるからこその性教育です。ちなみに、ここでいう性教育とは、

  • 性犯罪から身を守る
  • 望まない妊娠を防ぐ
  • 性病の存在と感染予防
  •  
    など。
    もちろん、こういうこともやります。ですが、それだけではありません。
     
    パンツの教室は、「性」教育だけではなく、「生」「命」「愛」を、10歳までに母親からどうやって伝えていくのかを学びます。しかも、明るく、楽しくです♪ここはすごく重要で、暗くなりがちなこと、隠したくなることだからこそ「明るく・楽しく」なのです。
     
    コーチングアカデミーでも、この明るく楽しくや笑いをものすごく大切にしています。脳生理学的にも、学びの中での笑いの必要性は研究されているくらいです。
    「楽しくなければ、コーチングじゃない!」の中で、12年講師をしている私にとって、「とにかく明るい性教育」というキャッチは、心惹かれるものでした。

    コーチングを通して芽生えた夢

    私には8年くらい前から、思い続けている夢があります。それは、「長野県(の中学校)にスクールコーチを導入すること」。

    今、全国的に、深い心の悩みを聞く、スクールカウンセラーが配置されています。でも、深い悩みまでには至らなくても、みんな悩みを持っています。身近すぎる親や先生に話しにくいことを話せる大人の存在が必要なのではないかと考えました。それ以外にも、勉強や部活も含め、夢や目標を応援する大人にもなれるコーチの存在は、子どもたちの未来を変えると思ったのです。それは、キャリア教育「働くこととは?」の講演や授業を中学生向けにやらせていただいてきた中から芽生えた想いです。

    スクールコーチ。その想いが再熱したのは、ちょうど1年前。
    2人目の出産を経て、長年の不妊治療に終止符を打つことを決めたころ、地元の子育てフリーペーパーの企画で長野県知事との対談のお話しを頂きました。その直前のある日、急に調子が悪くなった目を見てもらいに、眼科の待合室にいました。長い待ち時間、ふと目に入ったのは、テレビのニュース。
     
    「長野県が未成年の自殺率が全国ワースト1位」
     
    これを見て、せっかく知事にお会いできるのであれば、スクールコーチの想いを伝えよう!と思い立ち、企画書を作ってお渡しすることができました。心の病になった人への対策ではなく、心の病にならないための未病対策としての案です。それを知事に対して言葉にしてみて、その後具体的に想像してみました。スクールコーチがもし本当に導入されることがあるとしたら、コーチングスキル・人間力(人としての魅力)以外に何が必要か?思いをはせたときに、ぶつかったのが「性教育」でした。

    中学生の頃を思い出してください。何に悩んでいましたか?勉強?部活?それ以上に、異性のこと・恋愛のこと・体のことなど、性についての悩んでいる子が多いのではないでしょうか?だとしたら、「性のことについて」を学ぶ必要性を感じたのが、今に至るきっかけとなりました。

    スクールコーチの夢に向かって

    私たち夫婦がコーチングアカデミーと出合い、東京や名古屋で受講し、その後、長野でも学ぶ場を作りたい!と、コーチングアカデミーを長野県内で始めさせてもらい、講師をして10年以上。
       
    その間、学校や行政関係などで、1万人以上の大人と子どもたちに、講演やセミナーを聞いてもらってきました。たくさんの方の悩みを聞く機会も多かったです。
       
    そして、その悩みの根本が、幼少期から親に否定されることが続き、

  • 愛情をうまく受け取れていない
  • 自己肯定感や存在価値を感じられていない
  • ということにつながることが多いのです。
         
    親も、否定したつもりはないはずです。愛情があったからこそ、心配があったからこそ、厳しくしていることが、ほとんどだと思います。その部分を考えると、その存在そのものが素晴らしいものであるという、「性」「生」「命」「愛」を伝えるパンツの教室は、本当に人生を左右するくらい大切だと感じています。
     
    それを心から思えるのが、コーチングアカデミーの「基礎4自己イメージをあげる」などを中心とした、コーチングアカデミーでお伝えしているマスターコーチングのおかげです。(カリキュラムはこちら
     
    マスターコーチング=人生の主人公になろう!
    自分の人生のハンドルを自分で握る!

     
    これからも、このコーチングアカデミーの伝えるマスターコーチングを大切にして、スクールコーチの夢に向かって、一歩ずつ前進していこうと考えています。といっても、前例がないことですので、多大な費用もかかることなので、「妄想」レベルであり、10年、20年、30年とかかかるものだと思っていますので、まずは、長生きします♪

    この記事を書いたインストラクター

    森田 舞(インストラクター紹介ページへ)